療養病棟での院内リハビリテーションのご紹介

ご挨拶

理学療法士(PT:Physical Therapist) 2名

作業療法士(OT:Occupational Therapist) 4名

当院は重症度の高い患者様が多く過ごされています。 そのため当院でのリハビリテーションは、苦痛の軽減および安楽に過ごすことを目的として行っています。また、私たちはご家族様とお話をする機会を持ち、ご家族様の思いも大切にしながらリハビリに取り組んでいます。

離床時間の確保

当院の特色として、平日のお昼過ぎにはほぼ毎日離床する時間を設けています。当日体調の良い人を中心に車椅子へ移乗しリハビリ室で過ごしていただいたり、桜の季節には屋外散歩へお連れしたりすることで、ベッドに寝かせきりにせず多くの刺激を取り入れることができるようにしています。

認知機能訓練

認知症症状の見られる方には計算プリントや塗り絵などのアクティビティを提供しリハビリ中や一人で過ごす時間に取り組んでいただくことで認知機能の維持・改善を図るようにしています。

嚥下機能訓練

嚥下障害のある方には作業療法士による簡易検査を実施し、口腔体操やマッサージなども行いながら嚥下機能の維持・改善を図るようにしています。

褥瘡対策

褥瘡対策にも力を入れています。予防策としてはクッションを用いた姿勢調整やエアマットレスの選定、定期的な体圧測定、福祉用具を使用したズレ力の軽減などです。褥瘡がある方に対しては定期的に創部の観察を行い、状態に合わせて訓練内容を変更したり、減圧対策を行ったりしています。褥瘡回診にリハスタッフも同行し病棟スタッフとの連携を図っています。

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