簡単胃がん健診コース
胃カメラ等の苦手な方に、血液検査(採血のみ)で胃の調子が分かる健診コースです。
@身体計測 | |
A血圧測定 |
B胸部レントゲン撮影 |
C血液一般検査 |
Dペプシノゲン検査 | 胃粘膜の萎縮の具合を調べる検査 |
EH.ピロリ抗体検査 | 胃がH.ピロリ菌に感染いていないかを調べる検査 |
検査の意義(各項目についての説明)
C血液一般検査 | 多血症や鉄欠乏性貧血、体内出血が原因の貧血、細菌感染等、止血機能の情報をさぐる検査。 |
Dペプシノゲン検査 | ペプシノゲンは、胃の粘膜で作られる消化酵素(ペプシン)のもとになる物質です。ペプシノゲンは、胃の粘膜の状態により産生能力が変化し、 なかでも胃がんの前段階といわれる萎縮性胃炎ではペプシノゲンの分泌量が減少することが分かっています。
ペプシノゲン検査とは、血液中のペプシノゲン濃度を測ることによって、萎縮性胃炎の進行度、つまり胃がんのできやすい人を発見する検査です。 |
EH.ピロリ抗体検査 | ピロリ菌は、胃の中に住みつき胃の壁を傷つける細菌で、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因として考えられています。実は、50歳以上では80%近い人が感染していると言われています。最近の研究では、胃がんとも深い 関わりがあることが分かってきました。
ピロリ菌陽性の人のなかには、潰瘍や胃がんを発症する場合もあるので注意が必要です。 |